亜書とはいったいどんな本なのか?国立図書館を巻き込む詐欺を起こしているという噂も

みなさんは亜書というものをご存知でしょうか? 今、この本が国立図書館を大きく揺るがす問題となっているのです。
ネットでもかなり話題になっているようですね。
その亜書とはいったいどんなものなのでしょうか?




亜書とは本ではなく「芸術作品」のこと?!

そもそも亜書とは、ギリシャ文字がただランダム(?)に並べられているだけで何の意味も持たない文章が書かれている本のことを指します。
この本を書いたのはアレクサンドル・ミャスコフスキーという人物だそう。名前からして外国人のようですね。

しかし実は、このアレクサンドル・ミャスコフスキーという人物は、なんと架空の人物であることがわかりました。
つまり、世界に存在しない人物だったのです。

……こうなってくると、「亜書とは結局なんなの?!」という怒りに似た感情が湧いてきますね(笑)。
アレクサンドル・ミャスコフスキーという人物はいませんが、この亜書を出版した人物がいたので、彼の意図を探ってみました。

その人物とは、りすの書房という出版社の社長なのですが、彼曰く、「亜書とは芸術作品だ」とのこと。
「?」と思ってしまうかと思いますが、彼が思うに、本というのはそれだけで立体的な美術品であり、ランダムにギリシャ文字を打ち込んだだけの亜書も芸術作品としての価値がある、ということです。

なるほど、こういう価値観もあってもいいかも……と思ってしまいますが、話はここでは終わりません。
なんと、この亜書、1冊6万円もするんです……!
いくら芸術作品と言っても、ここまでの値段をつけるなんて強気すぎますよね。
アレクサンドル・ミャスコフスキー……いや、りすの書房の社長、恐るべしです。




亜書は国立図書館からお金を搾取する詐欺だった?!

この本を芸術作品だというのは個人の勝手ですが、実はこの本、国立図書館からお金を搾取するために使われているのではないかと言われています。

というのも、国立図書館というのは日本で出版された本のすべてが収められている図書館であり、かつそこに収めると、本の作者にある程度の利益が発生すると言われているからです。

本を出版したら国立図書館に納めなければならないというのが出版界の暗黙の了解ですので、およそ100%の著者や作家の方がこの図書館に本を提出しています。
ということは、当然、亜書も対象になってくるわけです。
何の意味も持たない亜書でさえ、収めればお金を手に入れられる――これに疑問を抱いている方の中で今、「亜書は詐欺のための道具なのではないか」という考えが生まれてきているようです。

しかもこの亜書はどうやら100巻までのシリーズがあるようで、各シリーズを収めることで相当な利益を得ているのではないかとの噂もあります。

その利益は本の値段や冊数にもよって決まるので、1冊6万する亜書が100冊もあったら、かなりのお金をもらっていそうですよね。
そういう意味では、亜書とは国立図書館からお金を搾取するための道具とも言えてしまうのかもしれません。




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